生き物シリーズ【24】
当地区の夜祭りの日、みなみ里山クラブ特製の「とうがん汁」を試食されましたでしょうか。人気絶頂、午後7時には完売。
ボランティア・赤字の苦労も吹っ飛びました。
「冬瓜」と書いてとうがん。 手前味噌になりますが、「みなみ里山クラブ 冬瓜汁」が何故旨いか、解説します。
★冬瓜は95%以上が水分で、100g中16Kcal.といわれます。南瓜の6分の1以下で、エネルギー源としての魅力は乏しく、美容食、利尿作用の効能の方が知られています。
★原産地はインド。愛知県は昔から、冬瓜生産が盛んでした。今でも沖縄県に次いで、第2位の生産量を誇っています。長久手でも多くの農家が栽培していましたので、冬瓜を美味しく食べる工夫は発達していたはずです。その集大成が当クラブ特製の「冬瓜汁」です。
★冬瓜汁の旨さは、具によって惹きたてられます。
・肉は牛のバラ肉しか使いません。冬瓜のカロリー不足を十二分に補足しています。
・梅干は、包丁などで丁寧に丁寧に叩き込み、スープや冬瓜になじみやすくします。
・燃料は薪、大なべでじっくり煮込みます。
・食中毒対策には、細心の注意を払っています。勿論作り置きは一切しません。
★トウガンはウリ科。雄花と雌花があります。夏に採れても冬の瓜。
★何と読みますか?すべてウリ科です。
・南瓜 ・西瓜 ・melon ・胡瓜 ・瓢箪 ・素麺瓜 ・苦瓜 ・糸瓜
カボチャ スイカ メロン キュウリ ヒョウタン ソーメンウリ ニガウリ ヘチマ